今日もまんきつというかネカフェでランチを食べようと思った

うろつく町は蒲田、ネットカフェの本場!ワーキングプアでネットカフェ難民の取材は、みんな蒲田に来る・・・・

うん、蒲田はすごくそれで名前を売ったし、

  ネットカフェ難民で町おこしだよ、大田区!!

・・・などと思いつつ、たまには いつもと違うまんきつに行こうと思う。

 そして、あるネットカフェに入ってみた。

 食べ物は持込自由だった。

 エレベーターで5階に上がって、ドアが開き、フロントが見えた

 瞬間、

 く 臭い。

 人間のすえたにおいが、その空間にはあふれていた。

 そして、汚い。

 どこが、というより、どこもかしこも、殺伐としていて

 人間の手が入っていない ような・・・

 掃除をしていない ような・・・

  そしてそこは激安だった

  そのせいもあるのか

  まんがのみのオープン席には ずらりとひとが並んでいる

  く くさい。

  男性ばかりだがスーツの女性もいる

  比較的若い人が多いように思った

  車椅子のひともいた

  しかしここには漫画楽しいというそんな雰囲気はない

  壁にはいろいろな注意書き

  保存状態の悪い漫画雑誌たち

  きたないトイレ

  そこには漫画しかなく、週刊誌とかはなかった

  そして棚の漫画も倒れていたり順序がメチャクチャだったり

  机についたら あちこちにゴミが残っていたり

  く く まだくさい・・・

  そして とっても静か・・・

  大きな体のお兄さんたち疲れた顔で眠るよ眠る

  隣の席ではスーツのお姉さんが漫画をゆっくり読んで

  いるよ・・・・

  わたしはガザガザ ランチを始める

  ガザガザ・・・

  ・・・恥ずかしい、自分が何かをしている ということが

  ・・・こんなにたくさん若い人は詰まっているのに

  みんな微動だにしない 動かない

  そう 誰も新しく来ない 誰も席を立たない

  音のしない空間で

  わたしは ランチをいただき、 まんがを読んでみる

  わたしは 何かをして 何かを終える

  そんな作業自体が 

  自分が時間の感覚を持ってしまっていることが・・・

  一時間で出ること それ自体が

  恥ずかしい・・・ここはそんな使い方をしてはいけない空間だ・・・

  そんなわたしも ランチを終えると すっかり空気になじんできた

  もうくさいとは思わなくなった

  その後 漫画席から インターネット席に移してもらった

  パソコンのキーボードにはなんかベトベトしたものがたれていた

  xpのアップデートをしてあげた

  インターネットルームも たくさんの若い男性たちが

  眠ったり ネットゲームをしたり・・・

  そう インターネットをしているひとのほとんどは

  ゲームをしていた・・・

  こんな都会の真ん中で 美しい青年たちが 森に迷って 敵と格闘したり お屋敷で宝探しをしたり 宇宙からきたエイリアンを倒したり しているのね

  そこはもうぜんぜん くさいと思わなくなった

  すっかりそこに慣れてきて もっと もっと 居なくてはと思った もうわたし 帰れない・・・とまで思った

  そして 自分が仕事中であること・・・・ある時間の流れの中で そこで用事を済ませようとしている そんな自分が恥ずかしかった・・・

  人間を愛したいと思った

  文化を愛したいと思った

  この世界で生きていること そのことが体感された

  この世界に生まれたこと、感謝した。

  出るときにお会計、受付さんはよさそうな人だった

  100円だった・・・・

  安 す ぎ !